2007年05月04日

ゴルフとカラオケができれば外国語は覚えられる

外国語の習得に関してはさまざまな方法が提唱されています。素人が見ても「荒唐無稽な嘘っぱち」であることがすぐ分かるようなものから、嘘がきわめて巧妙にカモフラージュされているものもあります。もちろん、きちんとした理論や長年の経験に基づいた立派な練習方法もあります。

これまでにある優れた方法に付け加えるものを私が提供するのはほとんど不可能でしょう。ただ、これまでの自分の経験から「こうではないか」と感じることを、ご笑覧に供することには何らかの価値があるかもしれません。もとより、きちんとした検証ができるものではないので「大仮説」として書いていくことにします。仮説といってもバカにするものではないことは、この本を読んでもらえれば分かると思います。

*****

さて、第一回の仮説は
ゴルフとカラオケができれば外国語は覚えられる
です。あ、皆さん石を投げないでください(笑)。

私がこのように考えるのは2つの理由があります。第一は、「ゴルフやカラオケをやる時間があるんだったら外国語の練習をしなさい」という、実につまらない、しかし、根幹(笑)の理由です。

第二の理由、実はこれは私が言うのが世界初で特許が取れるんじゃないかと思っている(笑)のですが、ゴルフやカラオケと外国語の習得は、実は同じメカニズムによるものなのではないかということなのです。これは、自分の母語や習得しようとする外国語が何であるかにはまったく関係しません。

なぜかというと、ゴルフ、カラオケ、外国語はいずれも頭で考えるだけではだめで(頭で考えるのだったら誰でもタイガー・ウッズになれる)、自分の体を動かしてやらなければいけないからです。こうしたものには、それなりの練習が必要なのは子供でも分かることで、「これだけやればすぐにできる」と言っているものはまず間違いなのです。

すべてのゴルファーがタイガー・ウッズになれないのと同様に、また、カラオケが好きな人すべてがシャキーラのように歌って踊れるわけではないのと同様に、外国語の習得も得意な人と得意でない人がいるのは仕方のないことです。それでも、それなりの練習をすれば、一緒にラウンドして迷惑をかけないようになれるし、カラオケに誘われないようになってしまうこともないのです。

だから外国語だって、それなりの練習で困らないようになることは可能なのです。ただし、「これさえやればタイガー・ウッズのスコアが出せます」というのがほとんど詐欺であるのと同様、同じようなことを言っている外国語の習得方法もほとんど詐欺であるということは理解しておく必要があります。

なお、この仮説は「ゴルフかカラオケがうまくなければ外国語はうまくならない」ということを意味していないことにも注意してください。これは初等論理学の問題です(笑)。


ラベル:ゴルフ カラオケ
posted by 杉田伸樹 at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 大仮説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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