2007年05月06日

ネイティブ・スピーカー

一部の人にとってはネイティブ・スピーカーのように話したいというのは外国語を学習する際の結構大きな目標のようです。まあ、外国語を学ぶ目的は人それぞれですから文句をつける話でもありません。

ただ、この目標はきちんと定義されたものかについては、よくよく吟味しないと本当に目標たりえるのかは不明になります。

まず「ネイティブ・スピーカー」とは何か。生まれてこの方、その言語を使って生活している人が一応の定義でしょう。でも、学習の目標とするのだったらこれだけでは不十分です。話し方だけでも、地域的、個人的、シチュエーション的に違いがあるのは当然だからです。

「ネイティブ・スピーカーのように話す」と言っている内容が、もしかしたら隣のお兄ちゃんと他愛ない話ができる(でも、他の地域からきた人と専門的な話はできない)、と言った程度のことなのかもしれません。定義をあいまいにしたままの議論は詭弁の一番の特徴であると言えます。

どうせだったら、もっと具体的な目標を掲げたらどうでしょうか。「ガルシア=マルケスのように書き(セルバンテスでも良いですが)、ドン・フランシスコ(*)のようにしゃべり(アントニオ・バンデラスでも良いですが)、歌って踊ればシャキーラ!」となれる学習法があれば私は全財産賭けますけどね。

(*)マイアミより南にいるんだったらこの名前を知らなければもぐりです。


posted by 杉田伸樹 at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 外国語練習いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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