2007年05月08日

2007-05-07

■Rの発音
この日のニュースには、外国の場所や人物の名前がいくつか出てきました。その中で、Rの発音がどのように取り扱われているか面白いです。

まず、出てきた固有名詞でRを含むものを掲げます。なお、Parísのようにもう完全にスペイン語化しているものは省略します。また、綴りはトランスクリプトそのままを使用します。

(1) Nicolas Sarkozy
(2) Segolene Royal
(3) George Bush
(4) Tony Blair
(5) Jacques Chirac
(6) Arcelor Mittal
(7) Toshiro Ozawa
(8) Jose Ramos-Horta
(9) Francisco Guterres

これらに含まれるRの発音の特徴を簡単に述べます。ただし、私は専門家ではないので細かいところは間違っているかもしれないことを最初にお断りします。

まず、はっきりスペイン語の発音でないのが分かるのが(3)(4)で、これは基本的に英語の発音と同じです。(2)は微妙で、スペイン語化するとなれば、いわゆる「巻き舌のR」となるのでしょうが、舌の震えは強くなく、単語の途中に出てくるRの音と同じような感じです。(8)のRamosや(9)のGuterresは「巻き舌のR」となっていて、スペイン語の発音原理に従っています。その他はスペイン語のRの発音でした。

なお、4月27日のニュースでも(8)(9)が出てきます(読み手は異なります)が、(8)のRamos、(9)のGuterresは日本語の「は行」に近い音(ポルトガル語?)となっています。ただし、Horta、Franciscoはスペイン語化しています。

以上を総括してみると、Rの前後をまとめてみた部分がスペイン語にもあるような場合は、スペイン語化するが、そうでない場合は、何らかの変更がある。さらに、元の言語での発音の仕方がスペイン語とかなり違いがある場合はそれを尊重することもある。このような感じでしょうか。なかなか奥が深そうな問題ではあります。


ラベル:発音
posted by 杉田伸樹 at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日のDaily News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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