2007年05月12日

Daily Newsを使った練習方法(例)

前に書いた通り、そもそもDaily Newsは練習用に作られたものではありません。だから、使う人が自分で工夫をしないといけません。練習方法は人によりいろいろだと思いますが、私の経験から考えた、モデルコース(笑)は大体以下の通りです。

(1)まず何回も聴く

一番最初は、とにかく何回も聞いて、できる限り内容を理解することが必要です。もちろん、100パーセント分かるようになれば良いのですが、それが無理でも、例えば80パーセントは聞いて理解できるくらいに何回か繰り返す必要があります。

分からないものを長い間何回も繰り返して聴くのは苦痛ですから、自分のレベルに合わせて、長さを調節すると良いかと思います。最初はニュース記事一つだけでも良いでしょう。

通勤時間を利用して繰り返し聴くのも悪くありません。携帯型のmp3プレーヤーやMDプレーヤーに録音して、リピート再生にしておくと、否が応でも耳に入ってきます。

分からなかったところを集中的に聴くことも試してみると良いかもしれません。ただ、どうしても分からないところが残っても気にしないことが重要です。ある程度の目安まで行ったら切り上げます。

(2)内容を理解する

音声は聴かずに、トランスクリプトを使って、内容を把握します。分からない単語があれば辞書で確認します。文章の構造もきちんと理解します。この段階では内容に関して100パーセントに近い理解を得ることが大事です。どうしても分からないところがあったら誰かに聞くなりします。

力のある人はここでディクテーション(聴いたことを書き取る)をするのも良いかもしれません。ディクテーションは、意味がわかっていないとできないので、結構ハードルは高いですが、確実に力がつきます。

(3)さらに聴く

改めてニュースを聴きます。難しければテキストを見ながらでも良いですが、なるべく見ないでやります。(1)で分からなかったところが耳から理解できるようになっていればオーケーです。

(4)話す練習

ここまで来ると話す練習ができます。練習のやり方は各人の好みやレベルによって違います。トランスクリプトを読み上げる方法、録音を使ったシャドーイングやリピーティングなどが考えられます。

ここで大事なことは、fluencyを目標とすることです。読み上げでも、できたら時間を測って、録音との時間の差を意識することが必要です。ゆっくり過ぎる、あるいは不必要にポーズを入れた発音はかえって分かりにくいものです。ただし、個別の単語や音は正しく発音されていることが前提で、このためには別途の練習で基礎からきちんと学んでおくことが必要です。

(5)総仕上げで聴き取り

最後にもう一度録音を聴いてみます。隅々まで明瞭に理解できるようになっていればできあがりです。

これを一通りこなすと、録音時間の5〜10倍ぐらいかかるでしょうか。使える時間を考えて、ニュースの長さを選ぶと良いと思います。なお、(1)は通勤時間を利用するといった工夫が可能です。


posted by 杉田伸樹 at 12:39| Comment(0) | TrackBack(0) | Daily Newsについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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