2007年08月18日

2007-08-18

■hubieron 34 días fríos

「〜がある」を意味する"hay 〜"は、haberの直説法3人称単数現在の特別な形とされています。〜に当たるところが単数でも複数でも動詞の形は変わりません。他の時制などでもこれは同様で、「〜がある」の意味では3人称単数の形しか使われないとされています。

ところが今日の放送では次のような文章がありました。

Por el contrario, en los 10 años desde 1997 hasta 2006 hubieron 34 días fríos en Tokio en los que la temperatura mínima bajó de cero grados, lo que supone una quinta parte de los registrados desde 1977 hasta 1986.

ここではhubieronという3人称複数の活用形が使われています。

山田善郎監修『中級スペイン文法』(白水社)531ページには、次のように解説があります。

存在物が複数形のとき,haberが3人称複数形になることがあるが,誤用とみなされる. Hubieron más pasajeros de los supuestos.


また、The University of Chicago Spanish Dictionary, Third Edition, Revised and Enlargedでは、解説にあるThe Spanish Language in Americaの中のSyntactic Featuresに次のような説明があります。

Equally general are the tendencies to use adjectives as adverbs (corre ligero, toca el piano lindo) and to make certain adverbs "agree" wirh adjectives they modify (media muerta; medias locas) as well as to use the impersonal haber in the plural (habían dos; ¿cuántos habrán?)


「〜がある」の意味でのhaberの活用がこのように3人称複数になったのを私が見たのは初めてではありません。どの程度の頻度で使われるかは不明ですが、辞書に載る程度であるとすれば知っていても良いことだと思います。


ラベル:haber 文法
posted by 杉田伸樹 at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日のDaily News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。