外国語の勉強では音声が重要だということは何となく感じていたのでしょうか、当時としては少し背伸びしたような音声教材を親に買ってもらいました。
まずは、教科書が吹き込まれたレコードです。当時の英語教育ではリスニングやスピーキングはそれほど重視していなかったはずですから、学校の授業のことだけを考えるのだったらここまでやる必要はなかったかもしれません。それでも結構まじめにレコードを使ってリピーティング等をやっていましたし、そんなに難しくないところはほとんど暗記するくらいにはなっていたと思います。
今ある英語学習法でも中学校の英語のテキストを声に出して読み暗記することを勧めているものが結構あります。きちんとした手本となる音声があるという前提で私も賛成する気持ちが強いのは、この時の経験からかもしれません。
もう一つは、英語の発音を解説したレコード(LP1枚)です。誰が著者だったかなどまったく覚えていませんが、英語の音声一つ一つの発音方法を解説し、その音と、その音を含む単語や文章が録音されたものでした。間違いやすい音のペアについても、単語や文章での聞き分けの練習がありました。例えば、Please correct the papers.とPlease collect the papers.とか、You need ears to learn a language.とYou need years to learn a language.とかがあったことを覚えています。この教材はおそらく中学1〜2年の頃に買ったのだと思います。もともと対象としている学習者の層がどのあたりだったのか不明ですが、英語学習の割合早い時期に発音の基礎をある程度集中的に練習できたことはあとあとまで役に立っています。また、発音記号の読み方も理解したため、辞書を使って単語の発音を知ることも容易にできるようになりました。これはあとあとまで役立つ技術となります。この時の経験から、外国語を学ぶときには、なるべく早い時期にその言葉の発音の基礎(どのようなメカニズムで発音されるか)をきちんとやっておくことが大切であると思うようになりました。
(続く)
2008年01月03日
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