2011年06月04日

Cooking with Dog

もうかなり有名になっていますが、ここでも取り上げてみます。
http://www.youtube.com/user/cookingwithdog

女性のシェフが作る日本料理(どちらかというと高級料理ではなく普通の日本人家庭で食べるような料理が多い)を犬(Francisという名前になっている)が紹介するという形のビデオです。3週間ぐらいに一つずつ作られるようです。

しゃべっているのはもちろん人間ですが(笑)、聞いてすぐ分かる通り日本語訛りばりばり(あるコメントには日本人がフランスで英語を学んだようだと書いてありました(笑))です。また、表現もときどきあれと思うようなものも混じっています(最近のものはネイティブスピーカーのチェックを受けているようで、自然な表現になってきてます)。youtubeのコメント欄を見ると、訛りやおかしな表現をからかうようなのもありますが、それよりは称賛の方が圧倒的です。

毎日の食生活のような身近かつイデオシンクラティックなことは異なる文化、異なる言語の人に説明するのは結構難しいものです。このビデオは楽しんで見られるという点でとてもよくできています。コメント欄が賑わっているのもうなずけます。きちんとした技術や考え方のベースがあれば、少々の話し方の難点などはカバーできるというよい例だと思います。

日本のお弁当を紹介したもの http://www.youtube.com/watch?v=-_hbPLsZvvo&feature=channel_video_title を見ると弁当がどんなものかだけでなく、日本人が子供の弁当にかける情熱も伝わってきます。コメント欄を見ても称賛、驚嘆の声があふれています。人に心が伝わるというのはこういうことです。bento boxについてのありふれた、おざなりの説明(いくらネイティブスピーカーの真似をしたって)をするだけでは人の心は動かせないのです。
posted by 杉田伸樹 at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月25日

Herd on the street

前にも紹介している英Economist紙に面白い記事がありました。
The foolishness of crowds
http://www.economist.com/node/18529721?story_id=18529721

記事の内容もなかなか面白いのですが、記事にあるグラフのタイトルが気に入りました。このブログ記事のタイトルの "Herd on the street" がそれです。

群集心理についての記事ですからこのタイトルも合っている、とだけ思うと実はもう少し奥が深いんです。実はこれは米Wall Street Journalにある "Heard on the street" という有名なコラムのもじりなのです。発音だけだったら同じですね。

Heard on the streetはまだあまり知られていない、時には確認できないような情報や噂に近いものを載せるものです。このため相場に大きな影響を与えることもよくあり、過去にはインサイダー取引問題を起こしたこともあるくらいです。

街での噂が経済を動かすということから、Economistの記事の内容にもぴったり合うわけです。それと同時に、大西洋をはさんだライバル紙を少し揶揄している感じも見てとれます。

こうした言葉の遊びはかなり高度なもので、言葉の知識だけでなく、背景知識(この場合でいえば新聞の内容)についても理解ができていないと分かりません。

言葉を学ぶ醍醐味はこんなところにもあるのだと私は思います。
posted by 杉田伸樹 at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月18日

thの音

前にも紹介したEconomist紙のブログJohnsonに面白い記事がありました。
http://www.economist.com/blogs/johnson/2011/04/consonants

英語のつづりthで書かれる音は音声学的ではdental fricatives(歯摩擦音)と言われますが、世界の言葉の中でこの音を持つものはそう多くはないようです。英語でも方言によっては別の音に変わってしまうこともあるということです。

面白いのはある研究者が、血液型O型の多い地域はこの音を持つ言語を使うと言っていると紹介していることです。ブログの記事自体にはこの主張の成否は述べていませんが、さすがに同紙の読者によるコメントは厳しく、相関関係と因果関係を混同してはいけないと言っています。さらに面白かったのは、ある読者のコメントではth音を持つ地域は債務問題を抱えている(アイスランド、ギリシャ、アイルランド、スペインなど)と言っている(もちろん冗談です)ことです。まあ、ポルトガル語にはこの音はないようですから、ちょっと違っていますけど。

別にこの記事を知っていたからといって英語がうまくなるというわけでもないですが、同紙の奥深さに感心しました。
タグ:th音 Economist
posted by 杉田伸樹 at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月22日

Lucy Kellaway

Financial Times (FT)紙のマネジメント分野のコラムニストLucy Kellawayのコラムです。
http://www.ft.com/comment/columnists/lucykellaway

FTのポッドキャストについては以前にもこのブログで取り上げました

このコラムも記事とそれを読み上げたポッドキャストがあります。ただし、ポッドキャストは記事の少し後にアップされるようです。

コラムの内容については、"her weekly Monday column has poked fun at management fads and jargon and celebrated the ups and downs of office life"、つまりマネジメントの流行などをおちょくったものとなっています。

例えば最新のコラムの題名は"Breaking the glass ceiling at home"ということで、少しビジネスに詳しい人ならば職場での男女差別の問題を扱っているなということがすぐに分かります。しかし、このコラムには別の題名がついていて紙面のトップでは"Alpha women need beta husbands"となっています。こうなるとすぐには何の話なのかは分かりにくくなり、同時に読者に「何のことなのだろう」という気持ちを引き起こさせます。言葉の使い方としてはかなり高度なものです。

コラムの文章もかなり凝ったもので、内容を正確に理解するためにはマネジメントの基礎知識や最近流行のバズワードを知っているだけでなく、筆者のレトリックをきちんと読み取ることが必要になります。特に皮肉の使い方など一筋縄ではいかない論理についていくのは大変です。これに比べるとMartin Wolfはマクロ経済学を知っていれば大方は理解できるのでずっと平易と感じられます。

すでに書いた通り、このコラムのポッドキャストもあります。彼女の英語は英国訛り(英国のどの地方かまでは分かりませんが・・・)なので、ブリティッシュ・イングリッシュに興味がある人にはおすすめします。上述の通り、文章を理解するのは難しいですが、発音はわりあいゆっくりで、明瞭な話し方をしています。これを聴いて即座に笑えるようならばかなりの実力があります。
posted by 杉田伸樹 at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月21日

Johnson

英誌 The Economist の新しいブログです。
http://www.economist.com/blogs/johnson?source=hpevents

有名な言語学者で辞書編集者の Samuel Johnson の名前を冠したこのブログは、広い意味での言葉の使い方に関するさまざまな話題を取り上げています。

本年6月7日付けの最初の記事によれば、同名で同じ内容のコラムが1992年から1999年まで毎月掲載されていたとのことです。
http://www.economist.com/node/21007127/2010/06/language

ジャーナリズムの世界は言葉で勝負します。すべての専門家が自分の使う道具の良し悪しに関心を持つように、ジャーナリストは言葉に対して深い関心を持つものです。

程度の低い言葉の使い方に厳しい反面、常に変化している言語の現実をどの程度、表現の中に反映させるべきか悩むことも多いのでしょう。

このブログで取り上げる話題は英語のネイティブユーザー (しかも知的レベルがかなり高い) でないと完全なニュアンスをつかむことは難しいものが多いようです。

それでもこのブログは頑張って読む価値があると思います。言語の使用の最先端で何が起こっているかについて常に関心を持つことは、自分が言葉を使う場合でも大事になるからです。

最近の記事で私が面白いなと思ったのは次の二つです。

Showing his "ass"
http://www.economist.com/blogs/johnson/2010/06/swearing

アメリカの主流の出版界、例えばニューヨーク・タイムズでは、罵り言葉 (swear word) を避ける傾向が強い中で、オバマ大統領がBPの原油流出に対する怒りを示すのに "whose ass to kick" という表現を使ったことについて分析しています。

"Small people", big deal
http://www.economist.com/blogs/johnson/2010/06/corporate_gaffes

たまたまこれもBPに関する話題です。原油を流出させたBPの社長がオバマ大統領との会見のあとの記者会見で "We care about the small people" と言ったことが批判の的となった事件についてです。

この社長はスウェーデン人で英語のネイティブユーザーではありません。この表現が出てしまったのもそのためではないかとも言われています。

記者会見の様子はこの記事にあるビデオでも見られますが、確かに話し方はゆっくりで訛りもかなりあります。記事の中でも、"From his slow and heavily accented English, it's clear that the Swedish Mr Svanberg is not totally fluent in the language." と形容がされています。

私の印象では北欧諸国の人は英語をうまく使いこなす人が多いのですが、それは実際に英語を使うニーズが大きいのとそれに合わせた教育をしているのだからだと思います。スウェーデン語は系統的に英語と近接していますが、フィンランド語はまったく異なるものなので、母語の影響だけではないでしょう。

いずれにしても英語が使用言語である多国籍企業のトップをつとめられる人な訳ですが、それでもこのように微妙な表現の違いが大きな問題となる可能性までは予測できなかったのかもしれません。

同ブログでは同社長の言ったことに対してはいくぶん同情的ですが、一方でBPが「何をするか」(社長が何を言うかではなく)については厳しい見方をしています。

こうした細かい表現のことまで気を配らなければいけないのは大変ですが(その意味で、先日トヨタの社長が米議会の公聴会に出席したとき通訳を使ったのは賢明なことでした)、これも言葉の使用の現実です。もちろん、言っている内容がダメだったらどんなに発音が良くたって相手にしてもらえないのは当然です。
posted by 杉田伸樹 at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月16日

アメリカ名物大学教授の講義2題

業務の研修で、二人のアメリカの大学教授の講義の紹介がありました。

最初はハーバード大学の政治哲学の教授であるMichael Sandelの 'Justice' です。
http://justiceharvard.org/
これにはコメントも付けられるようになっています。

最近NHK教育テレビで「ハーバード白熱教室」として放送されているので見ている方もいると思います。
http://www.nhk.or.jp/harvard/

「正しいことをする」とはどういうことかというきわめて抽象的、哲学的な問いに対して、過去の著名な哲学者の考え方を引きながら、身近な問題、今日的な課題に対してもそれをどのように考えて適用できるかを示していきます。

ハーバードでも一番人気のあるコースだそうで、講堂のような大きな教室(1000人以上が出席したこともあるそうです)を使いながらも、学生とのインタラクションもうまく使って聴衆を魅了していきます。その技たるや、魔術的と言っても良いくらいです。

話し方は噛んでふくめるようにゆっくりめですが、内容の高度なことを考えればしっかりついていくのはかなり骨の折れることです。

外国語を使う場合、私が一番難しいと思うのは、抽象的な概念をどのように言葉で伝えるかということです。それは言葉の能力を最大限に活用することだからです。もちろん、母語においてもそれなりの訓練をしないとできないことです。外国語が使えるということの最終目的はこのようなことなのです。

もう一人はマサチューセッツ工科大学 (MIT) の物理学の教授 Walter Lewin です。
http://ocw.mit.edu/OcwWeb/Physics/8-01Physics-IFall1999/VideoLectures/index.htm

こちらは壇上を所狭しと実験などをして見せ、その中で物理学の基本的な考え方を示していきます。雰囲気はカジュアルですが、とても良く計算され、見事にとりおこなわれる実験は学生を引きつけてやみません。

別のビデオにあったインタビューでは教授は授業のリハーサルを3回すると言っていました。舞台の名俳優と同じように準備をしているわけです。

カジュアルな雰囲気を反映して話し方は少し速くなりますが、それでも理解は難しくありません。何よりも教授の物理学への情熱が見てとれ、それが学生にも伝染するようになるのが分かります。いくつかの講義の最後に言う 'Physics works!' はとても印象的です。

驚いたのはアラブ圏のニュースメディアのアルジャジーラが教授にインタビューをしていることです。
http://www.youtube.com/watch?v=bqp54QgYQus

一般的にはアラブ圏はアメリカに対しては好意的な見方をしているとは限りません。それでもこの授業のすばらしさについては称賛しています。これもアメリカの隠れたソフトパワーかもしれません。

二つの異なるジャンル、異なるスタイルの講義ですが、どちらも聴く人を引きつける魅力を持っています。その理由は必ずしも言葉の話し方だけではありませんが、外国語を学ぶ身からすれば、このように人を引き寄せる力を持つ話し方を身につけたいものです。
posted by 杉田伸樹 at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月07日

Amanpour

CNNのChief International Correspondent (外報部長とでも言うんでしょうか) Christiane Amanpourのサイトです。
http://edition.cnn.com/CNNI/Programs/amanpour/

私も最近まで知らなかったのですが、彼女はこれまで湾岸戦争をはじめ多くの海外報道をしてきているそうです。Wikipediaでの記述(残念ながら日本語はない)
http://en.wikipedia.org/wiki/Christiane_Amanpour
によれば、彼女はイラン系で、それもあってかイランのアフマディネジャド大統領へのインタビューなどもしているようです。

(Wikipediaで私は彼女と同時期に同じ州の大学にいたことが分かったのは驚きでした)

毎日30分の番組はポッドキャストでもみられるので、ダウンロードしてじっくり見ることができます。

内容がきちんと組み立てられていることもさることながら、デリバリーでもめりはりの効いた話し方は英語を勉強するに当たっても役立つものです。

8月からはABCに移籍するようですので、CNNでのアピアランスはあと少しです。ABCでもCNNのようにポッドキャストなどで彼女の報道が見られるようになることを願っています。
posted by 杉田伸樹 at 08:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月06日

Doing business in ...

ロンドン・エコノミスト誌のオーディオで、世界の代表的な都市で仕事をする際の留意点をまとめたものです。

http://audiovideo.economist.com/
(左側にあるAUDIOのタブをクリックして現れたメニューから"Doing business in"をクリックすると各都市のアイコンが出ます。)

ここで出てくるのは世界の代表的な大都市です。大都市の生活はグローバル化でどんどん似てきているのではないかというのが私の仮説なのですが、それでももちろんいろいろな違いがあります。

話しているのはエコノミスト誌の記者や特派員だと思いますが、ジャーナリストらしい観察がなかなか面白いものがありお薦めできます。

たとえば、東京ではクールビズが民間よりは公務員で普及しているとか、ワシントンDCはexpense account(交際費など)で動いている都市であるといったことが述べられています。

普通の日本人が実際にこうした都市で仕事をする機会はそんなに多くないのかもしれませんが、それでも聞いていて興味が湧いてきます。

記者や特派員は書くのが本来の仕事ですから、話すことは例えばアナウンサーなどのような訳にはいかないでしょう。それでも、十分聞きやすい話し方をしています。場所による話し方の違いも当然あります。シドニーでの話し方には訛り(おそらくオーストラリア訛り)がありますので、特徴をつかむ練習のつもりで聞いてみるのも良いかもしれません。
posted by 杉田伸樹 at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月14日

ft.com/podcast

Wall Street Journalと並ぶ国際的経済新聞Financial Timesのポッドキャストです。
http://podcast.ft.com/

同紙には有名なコラムニストMartin Wolf氏がいて、毎週一回程度コラムを書いています。これらの記事は同氏自身がポッドキャストで読み上げています。

聞いてみるとそんなに早口ではなく、むしろ丁寧に分かりやすい話し方をしています。テレビやラジオなどのメディアと違って、時間の制限が少ないネットメディアだということがあるかもしれませんが、同氏のもともとの話し方の特徴なのかもしれません。

ただし、中身は硬派ですし、現在の世界経済の状況をきちんと理解していないと内容を把握することは難しいでしょう。また、英米社会で常識となっているようなこと、すなわち、英語圏で高等教育を受けてきた人間が知っているようなこと(専門的知識だけでなく、いわゆる一般教養に属するもの)まで分かっていないと、完全なニュアンスまでつかめないかもしれません。

外国語を使えるようになるということは、こうしたものを見たり聞いたりした上で、同じようにしている人たちと同じ土俵にたって議論ができる、ということです。目標としてはとても高いものですが、外国語学習の究極の目的として頭に入れておくと良いでしょう。
posted by 杉田伸樹 at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月05日

Interagency Language Roundtable

アメリカの政府関係機関で外国語訓練を行っている機関同士が意見交換等を行う組織があります。
http://www.govtilr.org/

構成機関には、このブログでも何回か言及した国務省外交官研修所(Foreign Service Institute, FSI)や国防総省の研究所、平和部隊(Peace Corps)などがあります。

これらの機関は実際に外国語を使って仕事(mission)を遂行するために職員等の研修を実施しています。目的がはっきりしているだけ、中途半端なことは許されません。また、研修も長い時間をかけるわけにはいかないので、最も効率的な方法を常に研究しています。

コンファレンスなどで発表された論文などもあり、外国語訓練に興味がある方には面白いものもあります。

私が読んでなるほどと思ったものに次の論文があります。FSIの方が書いたものです。
http://www.govtilr.org/Publications/TESOL03ReadingFull.htm

ドラフトなので許可なく引用不可となっていますので、詳細な引用は避けますが、大人の学習者が外国語を学ぶ際の重要な論点が述べられています。私は専門家ではないので、書かれていることすべてが正しいか判断する能力はありませんが、自分の経験と照らしてみてもなるほどと思いますし、半世紀以上の実践の積み重ねから得られたものであるので、間違っている可能性はきわめて少ないと思います。

この論文で感心した点は次のようなものです。

1. language proficiency(外国語能力と訳しておきます)を"the ability to use language as a tool to get things done"(物事を処理する道具として言葉を使用する能力)と定義しています。これは妥当ですし、特に大人が外国語を学習する場合は頭に置いておく必要があります。つまり「何のために外国語を学ぶのか」をはっきりしておく必要があるのです。

2. 成熟した大人の学習者は集中的な学習で、ネイティブスピーカーとほぼ同様にプロとしての仕事をできる程度まで上達できるようになる(Lesson 1)、としています。つまり、1.で定義した外国語能力は大人の学習者でも十分達成できるのです。また、ネイティブ・スピーカーの話し方(native accent)を達成することは、たいていの場合、外国語能力の指標とはならない(言っていることが理解できるものかどうかはもちろん重要だが)としています。

3. 学習にかけた時間と集中度は効率的な学習のために必須であるようです(Lesson 4)。外国語学習は短期間ではできません。また、焦点を絞った練習(drill)も必要です。

4. 外国語を読んだり話したりする際、自動的であること(automaticity)が重要である(Lesson 7)としています。この訓練の一つに「パターン・プラクティス」があり、多くの学習者が必要と考えています。また、読解も少し易しめのものを数多くこなすことが必要としています。

その他にも、外国語学習に重要な論点が多く述べられています。一度ご覧になることをおすすめします。長年の経験に裏打ちされた実践的知識の塊で、外国語を学ぶ際の心構えとしても大変役にたつものだと思います。
posted by 杉田伸樹 at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月29日

InterContinental Hotels & Resorts

世界的なホテルチェーンのInterContinental Hotels & Resortsのサイトです。
http://www.ichotelsgroup.com/intercontinental/en/gb/home?clearQuickRes=true

こんな高級ホテルに泊まることはほとんどないので、このサイトで予約したりすることはないのですが、では何故ここで取り上げているのでしょう。

このサイトには各地のホテルのコンシエルジュが地元の案内をするビデオがあります。コンシエルジュの仕事は、客の要求に応じて食事やエンタテインメントの相談にのり、必要に応じて予約をしたりすることです。ですから地元の知識を持つローカルのスタッフがなることが原則です。

一方でホテルの客は世界中から来ていて、現地の言葉を必ずしも知らない場合もあります。ですから客とコンシエルジュは国際的に通用する言葉でコミュニケーションをとります。多くの場合、英語ということになるでしょう。

このビデオではコンシエルジュが英語で話しています。多くの場合、母語の影響が分かります。訛りと言って良いでしょう。それでも問題はありません。伝えなければならないことが伝わらないというコミュニケーション上の問題になることは少ないからです(そうでなかったらコンシエルジュの仕事はつとまらない)。

日本人が英語を話す場合、相手がネイティブスピーカー以外ということも結構あります(もちろん人により違いはあります)。この場合、相手の訛りの傾向を知っていると役に立ちます。もちろん、母語が同じであっても、相手の英語のレベルや話す内容により違いは出てくるのは当然ですが、どんな風に英語が変化して聞こえるかをあらかじめ知っているとずいぶん気は楽になります。

これから話す相手の母語が分かっているなら、このビデオを見て聞いておくのは良い予習になると思います。まあ、そんなにかたく考えなくても、観光案内としても良くできているので見ていて飽きませんから。

(ビデオの見方)
1. トップページにある"locations"のタブをクリック
2. ホテルの場所が出てくるので希望の場所をクリック
3. "Concierge video tour"が出てくるので"full video"をクリック
posted by 杉田伸樹 at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月01日

Radio La Nueva 101.9 FM

アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルスにあるスペイン語ラジオ放送局のサイトです。
http://www.univision.com/content/channel.jhtml?chid=9450&schid=9740

このラジオ放送局のEddie "Piolín" Soteloというメキシコ出身のパーソナリティはWikipediaによれば、南カリフォルニアで最もパワフルな100人に入っているそうです。

私はたまたま英語の新聞(ワシントン・ポスト)のサイトから見つけたのですが、なかなか面白いようです。

リアルタイムで放送も聞けるので、一回試してみることをおすすめします。全部分からなくても、アメリカのラティーノの雰囲気を感じるのも大事な気がします。
posted by 杉田伸樹 at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月21日

International Herald Tribune

ニュース原稿の読み上げがある英字新聞のサイトです。
http://www.iht.com/

最近のアメリカの金融危機関係の情報を仕入れるのに、いくつかの英字新聞のサイトを見ているのですが、International Herald Tribuneのサイトが面白いことをやっているのに気がつきました。

ポータルから個別の記事をクリックすると、"Listen to Article"というのが出てきます。これをクリックすると記事原稿が読み上げられます。

注意深く聞いていると、普通はしない間違い(例えばJr.を「ジュニア」ではなく「ジェイ・アール」と読むとか)をしたり、しゃべる調子がいつも同じなので、音声合成では?という気がします。実際のところどうなのかは知らないのですが、それでも、ぼやっと聞いていると分からないほどです。

おそらくほとんどの記事で利用可能なので、聞き取りの練習にも役立つのではないかと思います。
posted by 杉田伸樹 at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月13日

20minutos.es

スペイン語圏を中心としたニュースのポータルサイトです。
http://www.20minutos.es/

スペインをはじめとするスペイン語圏、および世界のニュースのポータルサイトです。文章だけでなく、画像や音声、ビデオも豊富にあるので、多面的なスペイン語の力をつけるのに役立ちます。

ビデオや画像は、結構面白い話題があるので、スペイン語が完全に分からなくても楽しめます。
posted by 杉田伸樹 at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月12日

Voces en español

スペイン語のブログです。
http://spanish-podcast.com/es/

スペイン語やスペイン語圏の話題について書いたブログです。更新頻度はそれほどでもありませんが、結構面白い話題をカバーしています。

いくつかの記事については読み上げられているのがポッドキャストになっていますので、聞き取りや話す練習にも使えます。

英語版
http://spanish-podcast.com/
もありますが、内容は独立しているので、分からないところを両方を見比べて推測するといったことはできません。
posted by 杉田伸樹 at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月10日

SpanishPod101

これもスペイン語オンライン教材です。
http://www.spanishpod101.com/

前回紹介したものと名前が似ていますが別のものです。やはり、無料で利用できるものと、利用に料金がかかるものがあります。

現在、毎日新しい教材が一つずつアップロードされています。内容やレベルもさまざまです。解説は英語でされています。スペイン語だけで説明されているものは無いようです。

私が面白いと思うのはRegional Spanish Seriesで、スペイン語圏のいろいろな国のスペイン語を紹介しています。現在、イベリア半島(スペイン)、ペルー、コスタリカがあります。
posted by 杉田伸樹 at 11:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月08日

SpanishPod

スペイン語のオンライン教材のサイトです。
http://spanishpod.com/

かなり多くの教材がオンラインで利用可能となっています。無料で利用できるものもあります。料金を支払うことで、個人的なガイダンスなどを受けることもできるようです。

無料で利用できる教材でも、ダウンロード可能で、これをMP3プレーヤーなどを使ってリスニングの練習などに使うと良いかと思います。レベルや内容も豊富なので、自分に合ったものを使うと良いでしょう。
タグ:RSS SpanishPod
posted by 杉田伸樹 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月06日

Learning Spanish Products Reviews Site

アメリカのフロリダ在住でアルゼンチン出身のスペイン語の先生をしているAnna Riveraという人のスペイン語教材のレビューサイトです。
http://www.learningspanishproductsreviews.com/home.html

レビューの内容はamazon.comでも見られます。
http://www.amazon.com/gp/cdp/member-reviews/AAZTYMQZBUFCV/ref=cm_cr_pr_auth_rev?ie=UTF8&sort%5Fby=MostRecentReview

主としてアメリカ人向けの教材のレビューなので、英語かスペイン語で作られたものだけになりますが、多くのものをレビューしています。

ときどき私の感想と若干違うのもありますが、それを差し引いても、詳しい内容の説明や、どうしてそのようなレビューになったかという合理的な理由が書かれているので、安心できます。自分が購入したい教材にこのサイトの作者のレビューがあったら一読されることをおすすめします。

*****

日本語で作られた教材は書店で手にとって見ることもできますが、英語やスペイン語でのものはなかなかそのような機会がありません。ですから、各種レビューなどを参考に購入するかどうかを決めないといけません。

アマゾンは、顧客が商品のレビューを書けるようになっています。これはとてもうまく考えられたビジネスモデルだと思います。もちろん、レビューを書く人もいろいろですから、全部を信用して良いわけではないのは当然です。このため、レビューに対してもそれが役に立ったかどうかを投票できることになっています。これらを集計してレビューア自身が役に立つレビューを書いているかどうかも分かるようになっています。

ですから、商品を購入するかどうかを判断する材料として、レビューの内容をみるだけでなく、書いているレビューアが信頼できるかどうかもある程度見当がつくことになります。もちろん、どんなにうまくシステムを作っても、サクラやなりすましを完全に排除することは難しいのですが、それでも、レビューだけでなくレビューアの「評判」もよく見ることで、商品の善し悪しもある程度見当をつけることができるようになります。つまらない教材に引っかからないようにするためにも良くみることが必要です。

*****

ちょっとした自慢。

私はamazon.comにいくつかレビューを書いているのですが、1001 Pitfalls in Spanishという本
http://www.amazon.com/gp/product/0812096509/ref=cm_aya_asin.title?%5Fencoding=UTF8&v=glance&n=283155
について書いた私のレビューは"Most Helpful Customer Review"に入っています。また、"The most helpful favorable review"というのに選ばれています(今日現在)。

このようになることを目指してレビューを書いたわけではない(そもそも、レビューを書いた時点では、上記のようなカテゴリーはなかった)のですが、それでもなんだかうれしい気持ちです。
posted by 杉田伸樹 at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月17日

BBC Mundo

イギリスのBBC放送のスペイン語版のサイトです。
http://news.bbc.co.uk/hi/spanish/news/

オーディオやビデオもふんだんにあり、生のスペイン語が聞けます。特におすすめなのが、Estudio Abierto(オープン・スタジオ)です。
http://news.bbc.co.uk/hi/spanish/forums/estudio_abierto/default.stm

さまざまなテーマでの有名人にインタビューをしたものがオーディオで聞けます。要約がテキストで利用可能なのも助かります。

スペイン語圏でどんな人たちが有名なのかが分かります。Jorge RamosとかIvan "Bam-Bam" Zamoranoってどんな人か知っていますか?実はインタビューされた人のリストで私が知っていたのはこの二人だけでした(笑)。
posted by 杉田伸樹 at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月15日

Learn Spanish FREE Online With Loquella.com

無料のスペイン語練習サイトです。
http://www.loquella.com/learn-spanish/index.html

基本的にFSIのSpanish Basic Courseをベースに、ウェブ上で練習できるようにしたものです。FSIに関してはこのブログの別の記事をご覧下さい。

中身はすでに利用可能なものを使っているものの、使い勝手などに工夫が見られます。ただ、ネットに接続されたパソコンが必要なので、使える場所が限られるのが欠点です。

このコースは基本的に音声が録音されていれば良いだけなので、必要に応じて持ち運びができるもの(MDプレーヤーやMP3プレーヤー)に入れて、いつでもどこでも使えるようにしておくのが良いと思われます。
タグ:無料 FSI
posted by 杉田伸樹 at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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