最近、海外出張した際に入手した辞書です。CD-ROM付きで定価45ユーロのところ、割引5%で42.75ユーロでした。
アマゾンのフランス語版http://www.amazon.fr/Gran-Dic-Lengua-Espanola-ROM/dp/8483326825/ref=sr_11_1?ie=UTF8&qid=1195826277&sr=11-1で見るとやはり42.75ユーロなので、持って帰るのに重たい思いをしましたが、送料分だけは節約できたことになります。
こんな大辞典を使うことがあるかどうか分かりませんが、とりあえず入手できて満足です。
2007年11月23日
2007年09月14日
A mis 95 años
最近、一部で話題のスペインにいる95歳の女性のブログです。
http://amis95.blogspot.com/
実際は、彼女の話したことを孫が入力しているようです。
世界各地でこのブログを紹介した文が載っています。日本語もあります。また、コメントをしてきた人の中にはスペインのサパテロ首相もいるそうです。
http://amis95.blogspot.com/
実際は、彼女の話したことを孫が入力しているようです。
世界各地でこのブログを紹介した文が載っています。日本語もあります。また、コメントをしてきた人の中にはスペインのサパテロ首相もいるそうです。
2007年07月31日
Instituto Cervantes東京9月オープン
スペイン国営セルバンテス文化センター東京が9月にオープンするそうです。
http://pruebas.tokio.cervantes.es/jp/default.shtm
スペイン語のスクールもあるそうです。
これまで世界の各地にセンターはあったのですが、なぜか日本にはありませんでした。スペイン語に興味がある人にとって役に立つようになることを祈っています。オープンしたら私も行ってみたいですね。
http://pruebas.tokio.cervantes.es/jp/default.shtm
スペイン語のスクールもあるそうです。
これまで世界の各地にセンターはあったのですが、なぜか日本にはありませんでした。スペイン語に興味がある人にとって役に立つようになることを祈っています。オープンしたら私も行ってみたいですね。
2007年07月02日
Basic Spoken Spanish (基礎スペイン語会話) (その5)
これまで述べてきた通り、この教材はたいへん量も多く、時間もかかります。どのような使い方をすると効果的かバリエーションを考えてみました。
1. 先生がいる場合
先生がこの教材を使う場合は、先生が必要な場所を集中的にやることが良いと考えられます。置き換え練習などを生身の先生がやるのは大変かもしれませんし、もしかしたら少しもったいないかもしれませんが、これを相当なスピードでこなすと力はつきます。
もちろん、会話部分をしっかり練習したりすることも効果的かと思います。生身の人間 (特にきちんと教授法を身につけているネイティブ・スピーカーの先生) から習うことは、間違いを直してもらったり、細かなニュアンスを確認するといったことのためにはこれ以上のものがありません。
その上で、足りない部分は自習で補うようにすることが望ましいでしょう。どのようなやり方が考えられるかは次に述べます。
2. 先生がいない場合
この場合は、自分でできる限りのことをしなければいけません。さいわい、この教材はかなりの部分を自習のために使うようにできます。例えば置き換え練習などを自分でやることができます。
先生がいないことを補うためには、練習時間をなるべくたくさん取ることが必要です。音声教材は、聞くだけだったら電車での通勤時間でもできます。声を出して練習すると周りの人が逃げていくかもしれませんが(笑)。
自動車通勤の人だったら、カーステレオを使って練習しながらということも良いかもしれません。あまり夢中になって運転がおろそかにならないように気をつけてください(笑)。
先生がいないとどうしても疑問に思ったことを解決できなかったり、間違って覚えていることに気付かなかったりする可能性もありますので、何か工夫をしてください。
*****
以上で、この教材に関しての記事は一応終了します。最初に書いた通り、この教材の出版社は今はなく、手に入れようと思っても不可能になっています。でも、とても良くできたものですので何とか復活できないでしょうかね。あるいは、とても大変なことだと思いますが、これに匹敵するくらいの総合的な学習教材が新しくできたらうれしいですね。
1. 先生がいる場合
先生がこの教材を使う場合は、先生が必要な場所を集中的にやることが良いと考えられます。置き換え練習などを生身の先生がやるのは大変かもしれませんし、もしかしたら少しもったいないかもしれませんが、これを相当なスピードでこなすと力はつきます。
もちろん、会話部分をしっかり練習したりすることも効果的かと思います。生身の人間 (特にきちんと教授法を身につけているネイティブ・スピーカーの先生) から習うことは、間違いを直してもらったり、細かなニュアンスを確認するといったことのためにはこれ以上のものがありません。
その上で、足りない部分は自習で補うようにすることが望ましいでしょう。どのようなやり方が考えられるかは次に述べます。
2. 先生がいない場合
この場合は、自分でできる限りのことをしなければいけません。さいわい、この教材はかなりの部分を自習のために使うようにできます。例えば置き換え練習などを自分でやることができます。
先生がいないことを補うためには、練習時間をなるべくたくさん取ることが必要です。音声教材は、聞くだけだったら電車での通勤時間でもできます。声を出して練習すると周りの人が逃げていくかもしれませんが(笑)。
自動車通勤の人だったら、カーステレオを使って練習しながらということも良いかもしれません。あまり夢中になって運転がおろそかにならないように気をつけてください(笑)。
先生がいないとどうしても疑問に思ったことを解決できなかったり、間違って覚えていることに気付かなかったりする可能性もありますので、何か工夫をしてください。
*****
以上で、この教材に関しての記事は一応終了します。最初に書いた通り、この教材の出版社は今はなく、手に入れようと思っても不可能になっています。でも、とても良くできたものですので何とか復活できないでしょうかね。あるいは、とても大変なことだと思いますが、これに匹敵するくらいの総合的な学習教材が新しくできたらうれしいですね。
2007年06月27日
Basic Spoken Spanish (基礎スペイン語会話) (その4)
予備学習を終えて、いよいよ本編に入ります。本編の構成は課により少しずつ違いはありますが、おおむね以下のようなものとなっています。
●本文
各課は、日常生活の場面を想定したダイアログからなっています。録音は、(1)ほぼノーマル・スピードで全文を録音、(2)リピート用のポーズ付きで録音、(3)ノーマル・スピードで全文を録音となっています。最初は集中して聴くことに専念し、その後、手本について真似をして、最後に仕上げで聴いて理解するようになっています。なお、この教材のもとになったFSIのSpanish Basic Courseにあったreverse buildupは日本版では採用されていません。理由は分かりませんが、録音時間の制限なのかもしれません。
●基本文型
本文中にあるその課で学ぶべき文法事項を含む文章が提示され、リピートするようになっています。簡潔な説明もあります。より詳細な説明を後に出てきますが、ここでは最小限にとどめられています。
基本文型の練習を強化するためにいくつかの応用的練習が続きます。
●置き換え練習
この教材の一番の特徴といっても良いかもしれません。元の文章の一部を別のものに置き換えます。必要に応じて他の部分(形容詞、冠詞、動詞など)を自動的に変化させるように練習します。
これは馴れるまでかなり大変なものです。文法を意識せずに、しかし、文法的に間違いない文章を頭で考えるだけでなく口に出して発音できなければならないからです。実際、これを続けていると自分が機械になったような感じさえ起こさせるくらいです。もしかしたら、最近はやりの「ブート・キャンプ」も同じかもしれません。
でも、これをきちんとやると確かに力が付きます。短い時間の中で間違いなくこの置き換え練習ができるようになれば相当上達したと思って良いでしょう。
●問答練習
質問に対して答える練習です。質問の意味を聴いて理解し、すぐに答えるというスピードが要求されます。
●西作練習
その課で出てきた文法事項と語彙を使って西作文を行います。録音には答だけが入っています。書いて練習することも良いかもしれません。
●文法
文法事項について詳しく説明しています。例えば接続法だったら、動詞の活用形や用法についてより詳しく述べられています。
●講読
会話ではなく、少し長文が載っています。録音もされています。
その他に、応用練習や復習もときどき出てきます。
このようにかなり盛り沢山といっても良いでしょう。だから、短時間でできると思ったら間違いなのは確かです。また、特に置き換え練習などは繰り返しをする必要があるので、飽きがこないように学習者が工夫をしないといけません。これが一番の難関かもしれません。各課の本文が、わりあい日常生活に即した興味を起こすような内容になっているのは、学習者の飽きをいくらかでも少なくすることを狙っているのかもしれません。
(続く)
●本文
各課は、日常生活の場面を想定したダイアログからなっています。録音は、(1)ほぼノーマル・スピードで全文を録音、(2)リピート用のポーズ付きで録音、(3)ノーマル・スピードで全文を録音となっています。最初は集中して聴くことに専念し、その後、手本について真似をして、最後に仕上げで聴いて理解するようになっています。なお、この教材のもとになったFSIのSpanish Basic Courseにあったreverse buildupは日本版では採用されていません。理由は分かりませんが、録音時間の制限なのかもしれません。
●基本文型
本文中にあるその課で学ぶべき文法事項を含む文章が提示され、リピートするようになっています。簡潔な説明もあります。より詳細な説明を後に出てきますが、ここでは最小限にとどめられています。
基本文型の練習を強化するためにいくつかの応用的練習が続きます。
●置き換え練習
この教材の一番の特徴といっても良いかもしれません。元の文章の一部を別のものに置き換えます。必要に応じて他の部分(形容詞、冠詞、動詞など)を自動的に変化させるように練習します。
これは馴れるまでかなり大変なものです。文法を意識せずに、しかし、文法的に間違いない文章を頭で考えるだけでなく口に出して発音できなければならないからです。実際、これを続けていると自分が機械になったような感じさえ起こさせるくらいです。もしかしたら、最近はやりの「ブート・キャンプ」も同じかもしれません。
でも、これをきちんとやると確かに力が付きます。短い時間の中で間違いなくこの置き換え練習ができるようになれば相当上達したと思って良いでしょう。
●問答練習
質問に対して答える練習です。質問の意味を聴いて理解し、すぐに答えるというスピードが要求されます。
●西作練習
その課で出てきた文法事項と語彙を使って西作文を行います。録音には答だけが入っています。書いて練習することも良いかもしれません。
●文法
文法事項について詳しく説明しています。例えば接続法だったら、動詞の活用形や用法についてより詳しく述べられています。
●講読
会話ではなく、少し長文が載っています。録音もされています。
その他に、応用練習や復習もときどき出てきます。
このようにかなり盛り沢山といっても良いでしょう。だから、短時間でできると思ったら間違いなのは確かです。また、特に置き換え練習などは繰り返しをする必要があるので、飽きがこないように学習者が工夫をしないといけません。これが一番の難関かもしれません。各課の本文が、わりあい日常生活に即した興味を起こすような内容になっているのは、学習者の飽きをいくらかでも少なくすることを狙っているのかもしれません。
(続く)
2007年06月23日
Basic Spoken Spanish (基礎スペイン語会話) (その3)
本教材はスペイン語の運用能力をつけさせることを目的としています。アウトプットとしては、話すことと書くことがありますが、基本的には話すことを中心に作られています。この点でいくつか特徴があります。
●吹き込み者の出身地
中南米のスペイン語といっても地域によりいくらかの差があります。これは発音だけでなく、単語や文法でもそうです。しかしながら、こうした差は話の内容がやや改まったものになってくるにつれ、あまり重要ではなくなります。唯一、発音上の特徴が気になるくらいかと思われます。
日本人がスペイン語を学ぶ場合、標準とすべき発音をどのようなものにするべきかというのは簡単に結論が出る問題ではなく、いろいろな要素を考える必要があります。これは、単に、スペインのスペイン語か中南米のスペイン語かというだけではありません。すでに述べた通り、中南米のスペイン語といっても地域的な違いはあるからです。
そこで本教材では、架空の国を舞台として、現実には存在しないかもしれないが一応、中南米のどこでも(あえて言えばスペインでも)通用する「標準的な中南米のスペイン語」を身につけさせることを狙っています。
吹き込みをするのは生身の人間ですから、このようなやや人工的な「標準的な中南米のスペイン語」だけを話すわけではありません。この点を考えて、吹き込み者はかなり多くの国から選ばれています。具体的にはメキシコ(男2、女1)、アルゼンチン(男1、女2)、コロンビア(男1)、ボリビア(男1)、ペルー(女1)となっています。
課が進んで、話す内容が多くなり割合くだけたような話題も入ってくるにつれて、話し方の地域的特徴が出てくるように感じられます。耳にするスペイン語のバリエーションが多いほど、自分が話す時にどのような話し方をターゲットにしたらよいか、あるいは、どの程度の変異だったら許容されるものなのかについて感覚的に分かるようになってきます。この意味で、多くの吹き込み者を用意したことは理に適っています。
1970年代後半という時期にこのようなメンバーを集めて録音をした(日本版はテキストも原著を修正しているし、録音は全面的にやり直している)のは大変なことだったと思います。この面でもこの教材のすごさが感じられます。
●発音の基礎知識と練習の徹底
本体の練習に入る前に、予備学習として、スペイン語の発音に関してかなり詳細な説明と練習があります。これも本教材の特徴である「音声重視」のあらわれです。
「まえがき」には、「英語などに比べてスペイン語はその発音が全体的に日本語のそれと酷似していることから,スペイン語の発音は我々日本人にとってやさしいという安易な結論を出さないでいただきたい。」と釘がされています。
私の経験からは、外国語の発音については、習い始める一番最初になるべく包括的にきちんとした知識を身につけ練習しておくことが、結局はあとあとまで役に立つものになると信じています。この場合、特に日本語の発音との類似、相違を意識することは効果的です。
一つの例として、スペイン語のdについて見てみます。実は文字dには2種類の音声があります(ただし、スペイン語母語者はこれを1種類と思っているようです)。休止およびn, lのあとでは破裂音ですが、その他の場合は摩擦音(英語のthenの最初の音と似ている)となります。この区別は規則的あるいは義務的なので、きちんと区別しないと不自然なものになります。
問題は、この区別を知らないであとから「自然に」習得することが可能かということです。できるかもしれませんが、おそらく難しいでしょう。でも知っていれば自分で発音する時に気をつけるようになります。だから最初から知識として知っていて、できれば練習もしたということで、あとからの手間を省くことが可能となります。ここでの手抜きは、あとになればなるほど修正のためのコストがかかることになります。
ここでの大事なことは、奇をてらった説や練習法ではなく、一般に受け入れられている説、練習法を使うことです。外国語の勉強は新説の証明のためにやるものではありません。特に最初の時期では大事なことです。
いずれにしても、この予備学習での発音の説明(綴り字との関係も含む)があるために、その後の学習の効率も上がっています。良く考えられた構成だと思います。
(続く)
●吹き込み者の出身地
中南米のスペイン語といっても地域によりいくらかの差があります。これは発音だけでなく、単語や文法でもそうです。しかしながら、こうした差は話の内容がやや改まったものになってくるにつれ、あまり重要ではなくなります。唯一、発音上の特徴が気になるくらいかと思われます。
日本人がスペイン語を学ぶ場合、標準とすべき発音をどのようなものにするべきかというのは簡単に結論が出る問題ではなく、いろいろな要素を考える必要があります。これは、単に、スペインのスペイン語か中南米のスペイン語かというだけではありません。すでに述べた通り、中南米のスペイン語といっても地域的な違いはあるからです。
そこで本教材では、架空の国を舞台として、現実には存在しないかもしれないが一応、中南米のどこでも(あえて言えばスペインでも)通用する「標準的な中南米のスペイン語」を身につけさせることを狙っています。
吹き込みをするのは生身の人間ですから、このようなやや人工的な「標準的な中南米のスペイン語」だけを話すわけではありません。この点を考えて、吹き込み者はかなり多くの国から選ばれています。具体的にはメキシコ(男2、女1)、アルゼンチン(男1、女2)、コロンビア(男1)、ボリビア(男1)、ペルー(女1)となっています。
課が進んで、話す内容が多くなり割合くだけたような話題も入ってくるにつれて、話し方の地域的特徴が出てくるように感じられます。耳にするスペイン語のバリエーションが多いほど、自分が話す時にどのような話し方をターゲットにしたらよいか、あるいは、どの程度の変異だったら許容されるものなのかについて感覚的に分かるようになってきます。この意味で、多くの吹き込み者を用意したことは理に適っています。
1970年代後半という時期にこのようなメンバーを集めて録音をした(日本版はテキストも原著を修正しているし、録音は全面的にやり直している)のは大変なことだったと思います。この面でもこの教材のすごさが感じられます。
●発音の基礎知識と練習の徹底
本体の練習に入る前に、予備学習として、スペイン語の発音に関してかなり詳細な説明と練習があります。これも本教材の特徴である「音声重視」のあらわれです。
「まえがき」には、「英語などに比べてスペイン語はその発音が全体的に日本語のそれと酷似していることから,スペイン語の発音は我々日本人にとってやさしいという安易な結論を出さないでいただきたい。」と釘がされています。
私の経験からは、外国語の発音については、習い始める一番最初になるべく包括的にきちんとした知識を身につけ練習しておくことが、結局はあとあとまで役に立つものになると信じています。この場合、特に日本語の発音との類似、相違を意識することは効果的です。
一つの例として、スペイン語のdについて見てみます。実は文字dには2種類の音声があります(ただし、スペイン語母語者はこれを1種類と思っているようです)。休止およびn, lのあとでは破裂音ですが、その他の場合は摩擦音(英語のthenの最初の音と似ている)となります。この区別は規則的あるいは義務的なので、きちんと区別しないと不自然なものになります。
問題は、この区別を知らないであとから「自然に」習得することが可能かということです。できるかもしれませんが、おそらく難しいでしょう。でも知っていれば自分で発音する時に気をつけるようになります。だから最初から知識として知っていて、できれば練習もしたということで、あとからの手間を省くことが可能となります。ここでの手抜きは、あとになればなるほど修正のためのコストがかかることになります。
ここでの大事なことは、奇をてらった説や練習法ではなく、一般に受け入れられている説、練習法を使うことです。外国語の勉強は新説の証明のためにやるものではありません。特に最初の時期では大事なことです。
いずれにしても、この予備学習での発音の説明(綴り字との関係も含む)があるために、その後の学習の効率も上がっています。良く考えられた構成だと思います。
(続く)
2007年06月18日
Basic Spoken Spanish (基礎スペイン語会話) (その2)
この教材の考え方などについては、日本版の編者による「まえがき」に書かれています。これに沿って、説明をしていくことにします。
●米国務省外交官研修所 (FSI)が原著を作成
もともと、米国外交官がスペイン語圏(主に中南米)に赴任するに当たって必要なスペイン語を身につけさせるという目的のために作られています。このため、「教養のため」といったぼやっとした目標ではなく、きわめて実践的な特徴を持っています。
●中南米のスペイン語を対象
米国と中南米との関係を反映して、中南米で使われているスペイン語を教えています。一例をあげれば、発音はc (a, o, uの前を除く)及びzをsと区別しない、いわゆるseseoで統一されています。また、文法では、動詞のvosotros活用形を省略しています。これが登場するのは、第51課(最後から3つ目)であり、しかも、次の課にはアルゼンチンなどで使われるvos活用形が出ています。つまり、vosotrosとvosが同じ重さで扱われています。
●パターン・プラクティス中心
練習の方法でもっとも重要なのがパターン・プラクティスです。これは基本的な文型を使ってその一部を他の単語などに置き換える練習を時には飽きが出るほど繰り返すものです。この方法は「まえがき」によれば、アメリカ構造主義言語学の言語理論に基づくものだそうです。
●大量の音声教材
前項とも関係しますが、パターン・プラクティスが自習できるようテープに収録されているので、音声教材の量は大変なものとなります。
こうした特徴は、いわゆる「軽い」入門書等とはかなり趣を異にしています。目的が明確なだけに「何をどれだけやればどの程度までいく」ことをきちんと示すことが必要で、そのためには妥協しないという姿勢が見えます。あえて言えば、「これをすべてやれば、日常生活や普通の仕事といったシチュエーションで困らないだけの運用能力がつきますよ、でも、全部きちんとやらなければだめですよ。」ということでしょうか。これはかなり正確な見積もりだと思います。
(続く)
●米国務省外交官研修所 (FSI)が原著を作成
もともと、米国外交官がスペイン語圏(主に中南米)に赴任するに当たって必要なスペイン語を身につけさせるという目的のために作られています。このため、「教養のため」といったぼやっとした目標ではなく、きわめて実践的な特徴を持っています。
●中南米のスペイン語を対象
米国と中南米との関係を反映して、中南米で使われているスペイン語を教えています。一例をあげれば、発音はc (a, o, uの前を除く)及びzをsと区別しない、いわゆるseseoで統一されています。また、文法では、動詞のvosotros活用形を省略しています。これが登場するのは、第51課(最後から3つ目)であり、しかも、次の課にはアルゼンチンなどで使われるvos活用形が出ています。つまり、vosotrosとvosが同じ重さで扱われています。
●パターン・プラクティス中心
練習の方法でもっとも重要なのがパターン・プラクティスです。これは基本的な文型を使ってその一部を他の単語などに置き換える練習を時には飽きが出るほど繰り返すものです。この方法は「まえがき」によれば、アメリカ構造主義言語学の言語理論に基づくものだそうです。
●大量の音声教材
前項とも関係しますが、パターン・プラクティスが自習できるようテープに収録されているので、音声教材の量は大変なものとなります。
こうした特徴は、いわゆる「軽い」入門書等とはかなり趣を異にしています。目的が明確なだけに「何をどれだけやればどの程度までいく」ことをきちんと示すことが必要で、そのためには妥協しないという姿勢が見えます。あえて言えば、「これをすべてやれば、日常生活や普通の仕事といったシチュエーションで困らないだけの運用能力がつきますよ、でも、全部きちんとやらなければだめですよ。」ということでしょうか。これはかなり正確な見積もりだと思います。
(続く)
2007年06月17日
Basic Spoken Spanish (基礎スペイン語会話) (その1)
このブログの最初に書いた通り、私がスペイン語を習ったのはもう20年以上前に、仕事の必要からでした。この時は、まったくの初歩から3ヶ月ほどかなりインテンシブな研修を受けました。講師はネイティブ・スピーカーと日本人で、方法もさまざまでした。少人数(6人のクラス)で集中した練習をしたので、終わり頃にはそれなりに使えるようになりました。
ただ、私自身はそれだけでは練習がやや不足するのではないかと思い、自分で教材を見つけて時間が許す限り自習もしていました。それが、「Basic Spoken Spanish (基礎スペイン語会話)」(原著出版 U.S. Foreign Service Institute、日本版責任編集 原誠・秋山紀一・阿部三男・上田博人、日本版制作 ランゲージ・サービス)です。
これは、上下に分かれていて上巻は1〜28課、下巻は29〜53課となっています。カセットテープが付属していて、上巻は16本、下巻は15本、合計31本と大変な数です。値段がいくらだったか今となっては覚えていないのですが、かなり高かった覚えがあります。それにもかかわらず、買ってみようという気になったのは、それが当時には珍しく「中南米のスペイン語」を対象にしていたことです。中南米で仕事をするのだからその地のスペイン語を勉強しておくのも良いと思ったからです。
どうやら、この本の出版社はすでになく、この本を入手することや情報を手に入れることもできないようです。でも、私にとっては大変思い出深く、かつとても役に立ったものなので、ここに記事としてまとめて書きとめておこうと考えました。
(続く)
ただ、私自身はそれだけでは練習がやや不足するのではないかと思い、自分で教材を見つけて時間が許す限り自習もしていました。それが、「Basic Spoken Spanish (基礎スペイン語会話)」(原著出版 U.S. Foreign Service Institute、日本版責任編集 原誠・秋山紀一・阿部三男・上田博人、日本版制作 ランゲージ・サービス)です。
これは、上下に分かれていて上巻は1〜28課、下巻は29〜53課となっています。カセットテープが付属していて、上巻は16本、下巻は15本、合計31本と大変な数です。値段がいくらだったか今となっては覚えていないのですが、かなり高かった覚えがあります。それにもかかわらず、買ってみようという気になったのは、それが当時には珍しく「中南米のスペイン語」を対象にしていたことです。中南米で仕事をするのだからその地のスペイン語を勉強しておくのも良いと思ったからです。
どうやら、この本の出版社はすでになく、この本を入手することや情報を手に入れることもできないようです。でも、私にとっては大変思い出深く、かつとても役に立ったものなので、ここに記事としてまとめて書きとめておこうと考えました。
(続く)
2007年05月11日
肘で話すスペイン語
hablar por los codosという表現があります。「とても良くしゃべる」という意味です。残念ながら今まで実際に使われている文章を見たり聞いたりしたことはないのですが、面白いですね。
ずばりこれを書名にした本もあります。
http://www.edelsa.es/cata.php?tipo=catalogo&nivel=2&tematica=novedades&coleccion=Hablar%20por%20los%20codos
スペイン語の慣用句や口語表現の解説ですが、絵がとても面白く(ちょっと分かりにくいですが、上記リンク先に表紙の絵が出ています)、見ていて飽きません。
どういう訳か、アマゾンでも売っていないんですが、こういう本こそ翻訳してほしいですね。
ずばりこれを書名にした本もあります。
http://www.edelsa.es/cata.php?tipo=catalogo&nivel=2&tematica=novedades&coleccion=Hablar%20por%20los%20codos
スペイン語の慣用句や口語表現の解説ですが、絵がとても面白く(ちょっと分かりにくいですが、上記リンク先に表紙の絵が出ています)、見ていて飽きません。
どういう訳か、アマゾンでも売っていないんですが、こういう本こそ翻訳してほしいですね。


